会員の作品情報 より
加羅古呂庵 一泉 へ
曲名 「竹の山から」
楽器編成 尺八1(d) 尺八2(d) 尺八3(d)
作曲者からのメッセージ
竹は、冬の寒さにも緑を失わず、四季折々にその緑で目を潤してくれるとともに、
竹材はさまざまに加工され、人々の暮らしを支えてきました。里山にも竹林が広がり、
田や畑に適さない土地でも、筍や工芸品により、身近な植物として活用されてきました。
竹は、竹として美しいだけでなく、人間との関係により、輝きを増してきたともいえるでしょう。
そのような竹の風景を「緑の風」「光の落ち葉」「里の営み」の3つの段で構成しました。