加羅古呂庵 一泉さんが新曲を発表!!

静かなる山    

マーク相模平野の北西に位置する大山(おおやま)は、いつも人々の暮らしを静かに見守ってきました。その山の姿は、どっしりとして人々の心の支えになり、農作の雨乞いの願いをかなえ、江戸時代には江戸の庶民に心の安らぎと娯楽をもたらしてきたのです。今や、相模平野には多くの人が住み、交通が活発になり、産業が発展していますが、現代の風景の中にあっても、その山は変わらず人々を見守っています。

マーク例えて言えば、学校の先生が子どもたちの成長を見守っているかのようにも見えてきて、「微笑み(ほほえみ)」「集い(つどい)」「導き(みちびき)」の3つの部分から構成してみました。

マーク「山笑う」というのは春の季語ですが、冬は青みがかっていた山も、4月、5月になると、緑色を帯びてきて、やさしく微笑んでいるように見えます。

マークゴールデンウィークや夏休み、そして秋の紅葉のシーズンなどには、阿夫利神社(あふりじんじゃ)への参拝や登山・ハイキングなど、大山(おおやま)を慕って人々が集まってきて、山も賑やかになります。

マークそして、世俗の雑多な悩みや災いを遥かに見下ろして、人々を励まし、前向きに生きるようにと教え導いてくれているようです。

楽器編成   箏1 箏2 十七絃 三絃 尺八1(d) 尺八2(d) 

 (有)家庭音楽会より楽譜発売!!

加羅古呂庵 一泉ホームページ

 

 

 

 

: